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地域に根ざした車のクリーニング屋さん
地域に根ざした車のクリーニング屋さん

2022年 代表挨拶

つい先日、知人の方と話をしている中でこのようなことについて話題になりました。
相手が言い出したことは、一人の人を表した言葉で「一個人」を指していました。
交際相手のことや、気になる異性のことを「優良物件」と呼ぶことがあります。

勿論、家の優良物件も良いもので、個人に対してそう呼ばれることに嫌な気持ちを抱く人はいないでしょう。
その件について最近色々と思いを巡らすことが時々ありまして、どういうものを見て、感じ、聞くことによってそのように「優良」となることがあるのだろうか…と、ふと考えていました。

家に関して言うと、物件自体もただそこにあるだけでは物だけの価値しかありません。それに年を重ねるにつれ、壁や屋根が傷み風化していくことでしょう。そうなるとその物件の価値は下がるのです。
見た目だけではなく、内側もどのような人が出入りし、どのような環境で扱われるか、またどのように手入れが、どのくらいのペースで行われているか等、様々な要因が重なってその物件の価値が変化していくわけです。
また、物件だけではなく、その周りの環境も大きく影響してきます。治安、物価、環境、その周囲に住む人達やその交流です。
もし、このような条件が整っていて、高い水準であり続けるならば、その物件だけではなくその周りの物件も年数経過に関わらず、価値が更に増していくことでしょう。

私たちにもそのようなことが当てはまるのではないでしょうか?
単に見た目だけを必死に磨いても、ある程度の年数を経過してしまえばやはり衰えや老化が誰にでもあります。

中には「家庭」という環境や「職場」という環境もあり、その個人の価値を変動させる要因があるかもしれません。そしてその人の頭や心の中に出入りする情報や言葉、気持ちも家と同じように内側を形成するものとなっていくでしょう

これを考えれば私たちがどのようにして「優良物件」のような人になることが出来るのかを考察していくことが可能になるはずです。
見るものや、読むもの、考えることや、話す言葉、聞く言葉、自分の周囲の人など、これらが良いものであれば、物件と同様に個人の価値を上げるはずです。

このような条件が沢山重なって、「優良物件」として呼ばれるようになります。



…というように、何気ない会話で出てきた「優良物件」という単語一つを私生活でボーっと考えていたものの、非常に重要なことだと深く感じさせられました。

私もこのような車のクリーニングという仕事を行っていますが、それにも同様のことが言えると思いました。

もし私が皆さんの車を綺麗にするならば、外見だけではなく車内にも良い環境を作り出し、その空間を爽やかで快適なものに変えることで、車だけでなくその車に乗る方々の気持ちや価値を向上させることが出来ます。

皆様からご依頼を頂く時には、このような目に見えない価値があることにも念頭に置いて、思いを込めてこのサービス技術を提供して参りたいと思います。

去年の挨拶を含め、私の心に残った偉人の格言を添えて挨拶とさせて頂きます。


「変化とは人生の法則です。過去と現在しか見ない人は、確実に未来を見失います」 
ジョン・F・ケネディ

Y's Association 代表 山本 浩嗣